当院には全国から肉離れで困っているアスリートの来院があります。一番多いのは、
軽症だと診断され、復帰したけれども、違和感があったり再発したパターンです。
肉離れは軽傷でも要注意!リハビリから筋力回復、再発防止までのアスリート向け対策を
ご紹介します。
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Q: 肉離れで困っているアスリートの相談内容には、どのようなパターンがありますか?

A: 主に二つのパターンがあります。一つ目は、軽症だと診断され、復帰したけれども、なかなか復帰できないパターンです。もう一つは、しっかりとリハビリを行い、一度は復帰したものの、筋力がなかなか戻ってこず、力が入りづらいといった相談です。

Q: 軽症の肉離れだと診断されたパターンについて、具体的にはどういった経過をたどりますか?

A: ドクターによりMRIで軽症だと診断された場合、多くは痛みが取れれば段階的に復帰が許可され、大体2週間ほどで復帰できます。しかし、復帰しても違和感が残ったり、その後1ヶ月後に肉離れを再発するケースが多いです。

Q: 軽症の肉離れだと診断されたパターンについて、どのような対応が考えられますか?

A: まず肉離れの評価は難しいということを頭に入れとくことが必要です。MRIで軽傷という診断は、あくまでMRI上では軽傷と判断出来るということで、実は腱膜損傷を含んでいる可能性があります。それは、MRIや痛みの評価ではわからないのです。

当院では、以下の様に対応する場合が多いです。

❶再発が多いケースなので、3週復帰でなく4週復帰を目標にする

❷超音波エコー動態を用いて、損傷部位の修復を推測する

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