お尻や足首の外側が、歯を磨く時も痛かった50代の女性。坐骨神経痛のような痛みが継続していました。
病院でのブロック注射と並行して、エコー下はりパルス療法を行い、痛みが消失した症例をご紹介します。
芝浦田町スポーツ整骨院はり治療院:<https://shibaura-seikotsuin.com>
新浦安しんもり整骨院はり治療院:<https://irifune-seikotsuin.com/>

主訴:

左殿部ーハムー足首外の坐骨神経症状

左殿部から左足首外側に痛みを感じていました。夜に歯を磨く時と朝起きた時が、特に辛いということでした。評価の結果、筋力低下があり腰椎神経根のトラブルを推察しました。

経過

日付 症状 施術
4月初旬 家事をしている際に痛みを感じ始める -
4月22日 歯を磨くと痛い、朝起きたときに激痛 L5はりパルス療法(足背神経パルス)
4月30日 症状残存(10が6) L5はりパルス療法(神経パルスかからず)+坐骨神経リリース
5月13日 症状残存(10が5)、病院紹介 L5はりパルス療法(L5デルマトーム神経パルス)
5月20日 治療後2日間症状消失、その後症状残存(10が3)、脊柱管狭窄症診断、タリージェを飲むと左もも裏の痛みが改善 -
6月7日 ブロック注射を受ける、直後は改善も夜には戻る -
6月10日 症状残存(10が3) L5はりパルス療法(L5デルマトーム神経パルス)+内閉鎖筋筋リリース
6月24日 症状ほぼ消失、前回施術後2日後から改善 L5はりパルス療法(L5デルマトーム神経パルス)
8月8日 症状消失、リバウンドなし L5はりパルス療法(L5デルマトーム神経パルス)

経過まとめ

考察

L5はりパルス療法(L5デルマトーム神経パルス)をしても症状が残存していたケースで、ブロック注射後に再度L5はりパルス療法をすると症状が劇的に改善するケースがあります。

ブロック注射の効果がジワジワ効いてきたのかもしれませんが、ブロック注射で神経根周囲の炎症が改善し、はり治療の効果が上がるのではと期待しています。

腰椎神経根はりパルス療法で、足の痛みやしびれなど坐骨神経痛様症状が劇的に改善することは少なくありません。